初冬に柚子採りとジャム作りで「柚子こちゃん」と言われていましたが、今は、山菜に目がキラキラしています。
早速、まだ新芽の柔らかい山椒の葉を大量に求め、山椒のフリカケ作りをしました。さっと湯にくぐらせて、水分をしっかり取り除き、細かいみじん切りにして塩をふり、瓶やパックに詰め込みます。
しばらくは、春の香りと舌にピリッとくる味覚と緑色の美しさを楽しめます。山椒を天ぷらにからっと揚げても美味しくいただけます。
四月は、展覧会や行事も多く、この時期は、少々疲れが出てくるものですが、こんな食卓は、心身ともに疲れがとれます。山椒は、古名ハジカミといい、食べると辛くて「顔をしかめる」ところからそう言われているそうですが、山椒の辛味成分には健胃、局所刺激、駆虫、補温などの作用があります。春の「木の芽」に始まり初夏の「花山椒」、六月頃に出回る「実山椒」(青山椒)は、秋に熟して「粉山椒」として
使われ、日本人の四季折々の生活にピリッとアクセントをつけてきました。そういえば鰻の蒲焼にも山椒はつきものです。
日本人の歴史を紐解くと古人の生活の知恵に驚くばかりです。
ギャラリーで作家や多くのお客様にお会いして、いろいろなお話をうかがいますが、人生の先輩に教えていただく事も数々です。
ここ数ヶ月は、出版の仕事で詩や文章を書かれている方、画家や彫刻家の方々とお仕事が出来ました。一冊の本作りには、細かい心配りや多くの神経を使いますが、作る楽しみも多く、特に書き手の方との会話、人間と人間の触れ合いがあり、何とも不思議な温かな感性が震える思いをよくします。形として残す事の大切さ、言葉の大切さをこんな時代だからこそ、しっかりと考えていかなくてはならないと思います。そんな訳で今回の「ノイエスだより」では、新刊書をご紹介したいと思います。新緑や花々の美しい風景の中で本を開いて時を過すのも良いかも知れません。
新刊のご案内
大橋政人詩集
「歯をみがく人たち」 定価2000円(税込)
1943年群馬県生まれ。日本現代詩人会会員。
詩集に「ノノヒロ」「昼あそび」「キヨシ君の励ましによって私は生きる」「バンザイ、バンザイ」「春夏猫冬」など多数。
*「歯をみがく人たち」は、ノイエス朝日で取り扱っております。
第36回朔太郎忌が5月11日(日)午後1時30分から前橋文学館で開催されます。
思潮社代表の小田久郎氏の講演「萩原朔太郎の戦後」と
今回、詩集を出版された大橋政人氏が所感「暮鳥から見た朔太郎」と
題してお話をします。入場無料ですが詳細につきましては、直接前橋
文学館にお問い合わせ下さい。
前橋文学館 電話 027・235・8011
「百日紅の花」 宮澤文子 定価2000円(税込)
戦時下の「勤労日誌」、四十年間の教職での子供たちとの交流、群馬県立点字図書館朗読奉仕会の事、そして生活の中から紡ぎ出された数々の想いが著者による百日紅の花の絵と書の装丁で美しく出版されました。宮澤さんが実践されてきた仕事と生活のバランスの美しさが心惹かれる一冊です。
*ノイエス朝日で取り扱っています。
「沖村正康作品集Ⅲ」
2008年5月12日~18日まで東京銀座の新井画廊で沖村正康彫塑展が開催されます。今回、2008年の個展を記念して「沖村正康作品集Ⅲ」が刊行されました。
新井画廊 東京都中央区銀座7丁目10-8 第5太陽ビル1F
電話 03・3574・6771
展覧会開催時間 午前11時~午後7時(最終日は午後五時)
ノイエス朝日のご案内
石原彰二展
5月10日(土)~18日(日)
午前10時~午後6時(最終日は、午後5時終了)
桐生出身でスペイン在住の石原彰二氏の新作展。
1974年にスペインに渡り、現在に至る。
1993年から1994年にかけて桐生タイムスに「スペイン日記」を連載。「アミ 小さな宇宙人」「戻ってきたアミ 小さな宇宙人」「アミ 3度目の約束」(3冊とも徳間書店)の訳者としても知られる。
会期中、作家は在廊しておりますが、時間などの詳細につきましては、お問い合わせ下さい。
群馬工芸美術会五月展
5月24日(土)~6月1日(日)
午前10時~午後6時(最終日は、午後5時終了)
ノイエス朝日での第二回目の展覧会です。
それぞれの作家の大作、力作をメインに小品も展示販売いたします。
〈出品作家〉
伊藤正義・小島まり子・豊田共子・今井ひさ子・大坪修
小川昌子・樺沢均・木村幸子・長島秋夫・西巻千代子
大島總一・福島慶治・豊嶋康男・斉藤芳子・中島たか子
大倉美枝子・古市文子・平尾峰春・福島祐子・前田勝利
みずむらやよい・吉村晴子
県内の展覧会案内
大塚久枝きり絵展
5月10日(土)~18日(日)広瀬画廊(高崎)
電話 027・326・7821
尾崎暁美・永井與子二人展
5月16日(金)~19日(月)
会場 安中市原市麻屋呉服店
*連絡先 永井 電話027・393・5646
中島俊江個展
5月16日(金)~26日(月)ギャラリー・オーツー
電話 027・235・1331
華ひらく能装束 伝統の美と技
7月6日(日)まで 休館は、5月12日以降の月曜日
開館時間 午前9時30分~午後5時
群馬県立歴史博物館 観覧料 一般500円
関連行事が盛りだくさん、ショップには、関連書籍や楽しいグッズも揃っています。是非、お立ち寄り下さい。
群馬県立歴史博物館 電話 027・346・5522
ショップ 電話 027・347・8133
詳細につきましては、直接お問い合わせ下さい。
