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2006年12月号

脳科学者のグレゴリー・バーンズという人が本の中で、「人間は何を求めて生きているのか?ほんとうの満足はどこからもたらされるのか?」という問題提起をしている。
その中でアルゼンチンのシェフが著者を食事に招いた時に「まずあなたが味わいなさい。そして人と分かちあいなさい」と語ったと言う。
同じ肉を食べても感じ方が違い、同じ話題を取り上げても受け取り方が違う。経験と満足感は、個人的なものであり、人に伝え、共有してこそ現実になり満足感を味わえる。満足に意味を見出し、持続させるために行動し、そのプロセスを自覚している中で感じられる満足感。
作品作りを経験する作家にとって「作品」が出来上がるまでのプロセスは多くの意味をもつ。さらに新しい事への挑戦も「心をくすぐる」。

1963年から1968年頃まで、前橋の「やまだや画廊」を中心に活動した前衛グループ「群馬NOMOグループ」のトレードマークともなっている「標識絵画」を新たに制作し展示。県庁前に突如出現し、当時話題になった「シャッター絵画」の作家たちも60代、70代となる。現在でも精力的な仕事をしている作家、多くの貴重な仕事を残して他界された作家、ここに「群馬NOMOグループ」の力を再び多くの人々と共有して同時体験したいと思います。

展覧会のご案内

群馬NOMOグループ展 現代における標識・再び
1月6日(土)~21日(日)
午前10時~午後6時

金子英彦・イサハイトミオ(故)・角田仁一・田島弘章
藤森カツジ・深町征寿・加藤アキラ・芹沢栄三(故)
特別企画 1月13日(土)午後2時30分~
作家によるトーク 無料・要予約
ドリンクサービスあり

松本忠義展 第二期
1月27日(土)~2月12日(月・祝)
午前10時~午後6時

昨年に引き続き松本忠義先生の第2回展です。
今回は、1980年代、1990年代の作品を中心に展示。
色彩溢れ、独自の絵画構成の中に隠された作家の心とイマジネーションの世界をお楽しみ下さい。

小池千惠子展 森羅万象
2月17日(土)~25日(日)
午前10時~午後6時(最終日は午後5時終了)

加藤萬里子 染と裂織りオリジナルバック展
3月3日(土)~11日(日)
午前10時~午後6時(最終日は午後5時終了)

ニットソーイングクラブ真 春の作品展(貸)
3月13日(火)~15日(木)

足立玉川個展 (貸)
3月24日(土)~4月1日(日)
午前10時~午後6時(最終日は午後5時終了)

狩野守遺作展
4月7日(土)~22日(日)
午前10時~午後6時

*展覧会の詳細につきましては、毎月の「ノイエスだより」
でご案内致します。

金井弘應「空海を読む」
第四回 1月23日(火)午後3時~
ノイエス朝日 スペース1
聴講料 1000円(ドリンク付)

第五回 2月13日(火)
第六回 2月27日(火)
*時間・会場・聴講料は同じです。

ノイエスからの本情報 

茂木紘一画集 「尾瀬春秋」
定価1900円
*ノイエスで取り扱っております。

ノイエスのティータイム

今年も残すところわずかとなり、「ノイエスだより」を作りながらスタッフの斉藤と今年一年を振り返ってみました。一年間で21企画、4貸し画廊、その他講座や詩の朗読会と二人で「よくやったわよね」と快い充足感を味わっています。新たな出会い、楽しい語らい、慌しい日々、休暇を利用しての展覧会巡り、緊張感を伴う本作りの原稿整理や校正、装丁など、とにかく仕事をしているという実感。昔から「こういう感覚で仕事はするものだ」という思いに近い状態で過ごせた事を喜びに感じます。

多くの作家の方々、来廊して下さったお客様、今年の七月までノイエススタッフとして働いた高橋克世さん、朝日印刷の社員の皆さんと文化に多くの理解をしてくれている役員、そして私の良きパートナーとして、いつも明るく仕事に前向きな斉藤恵さん、今年1年ありがとうございました。

来年も健康で良い年でありますように!

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