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EXHIBITION | 展覧会

松本忠義展 第一期

脱皮-子供 梟の侘助 F4


奇跡は一ヶの卵から F4

画家が到達したのは自分自身を繰り返すことでしかなかった…と、知ることであろうか。
画家は97才になる。
深夜デッサン帳に溢れてくるイメージを描く。
その想像力をかきたてるモチーフとは何だろうか。

イメージの光の波にフォルムと色彩の喜びを加えることだろうか。
画家は色で考え、明度(ヴァルール)を手に入れる。
ボナールの色彩を知りぬいた松本忠義の作品は、-絵に描いた詩(ポエム)-ではないだろうか。
-描かれた音楽(リトム)-だと言ってもよい。

会期  2006年9月2日(土)~10日(日)
 AM10:00~PM6:00
企画/会場  ノイエス朝日 スペース1・2 前橋市元総社町67番地
 TEL:027-255-3434 FAX:027-255-3435

松本忠義 略歴
 1909
(明治42)
 高崎市生まれ
 1922
(大正11)
 高崎中学校(現・群馬県立高崎高等学校)に入学。
 2年上級に山口薫、同級に豊田一男がいた。
 1928
(昭和3)
 上京し、川端画学校でデッサンを学ぶ。1930年協会洋画研究所に入り、
 小島善太郎、里見勝蔵、前田寛治、林武などの指導を受ける。
 1935
(昭和10)
 第22回二科展に「はだか」が初入選。
 1943
(昭和18)
 第3回群馬美術協会展(後の群馬県美術展)に「聖石」を出品。
 第2部(洋画部門)第1席となる。
 1947
(昭和22)
 第11回自由美術家協会展に「牛」を出品。
 自由美術家協会会員となったのは山口薫の推薦による。
 1963
(昭和38)
 自由美術群馬県内グループ展に「レクエム(レクイエム)」
 「新春のタカ」を出品。
 1964
(昭和39)
 主体美術協会結成に参加し会員となる。
 1976
(昭和51)
 第12回主体展に「キドーの墓碑」を出品。
 1980
(昭和55)
 ウンダーリッヒ展をみて感銘を受け、その後の作風が大きく変化する。
 1990
(平成2)
 高崎市美術館準備室に油彩作品28点が収蔵される。
 1997
(平成9)
 高崎市美術館コレクションより「松本忠義展 画業の変遷」
 に高崎市美術館所蔵作品など28点が出品される。
 2001
(平成13)
 高崎市美術館コレクション「高崎ゆかりの画家たち」に
 「秋の立像」「画室のタカ」「みずならの女」の3点が出品される。
 高崎市美術館に代表作111点を寄贈する。
 2002
(平成14)
 高崎市美術館「松本忠義展第Ⅰ期、第Ⅱ期、第Ⅲ期」
 が開催され、初期からの代表作93点が出品される。

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