昨年3月に初めて展覧会を開催した「楕円の会」が、再度作品を世に問います。
4年前から様々な美術の話題で月に一度の会合を重ねてきた会ですが、もとより目標はひとりひとりの制作の深化にあります。これまで歩いてきた道も、これから進む道も異なりますが、自分の殻を破って新しい表現を目指そうとする意思で共通しています。
現代社会の混沌を導くものがあるとすれば、現状に妥協しない意思だけではないでしょうか。我々の投ずる一石は、小さな波紋でしかないかもしれませんが、重なって共鳴すれば大きな波動となるでしょう。
染谷 滋
日時:11月26日(日)午後2時
会場:ノイエス朝日 スペース1
入場:無料
講師:染谷 滋
上毛新聞連載『群馬の美術130年』を終えて
掛川孝夫
1951年 群馬県下仁田町生まれ
1977年 東京藝術大学大学院美術専攻科修了
2009年 群馬県富岡市神農原にアトリエを構える
2013年・2017年 個展(ノイエス朝日)
現在 群馬県美術会会員
河内世紀一
1940年 東京都生まれ
1964年 武蔵野美術学校(美術教員養成科)卒業
2000年 放送大学(人間の探求専攻)卒業
2004年 筑波大学大学院芸術研究科(総合造形分野)修了
個展・グループ展多数
酒井重良
1948年生まれ
1970年 多摩美術大学卒業
自己のイメージやビジョンと、表現方法・表現素材との関係を考えながら作品を制作する。また、造形に限らず、様々な表現行為生成の過程について意識化したいと考えている。
住谷夢幻
1937年 高崎市東国分生まれ
著作:詩画集「住谷夢幻の16の花の詩による版画」、詩集「光・風・空」
展覧会:「岡田芳保(夢幻)の書展」(東京・国立・青い鳥ギャラリー)、「夢幻の書展」(東京・神田・小川町ギャラリー)、「住谷夢幻 書表現の世界」(ノイエス朝日)、「住谷夢幻 3.11 フクシマ」(ノイエス朝日)
染谷 滋
1981~2009年 群馬県立近代美術館学芸員
2010~2013年 群馬県立館林美術館館長
2013~2015年 富岡市立美術博物館・福沢一郎記念美術館館長
現在はフリーの学芸員
福島保典
1990年 第33回安井賞展出品('91出品)
1990年 第10回安田火災美術財団奨励賞展秀作賞(作品収蔵)
2007年 Ring Ling Museum(アメリカ・フロリダ州)作品収蔵
2012年 第1回公募団体ベストセレクション展出品
藤森カツジ
1940年 東京生まれ
個展30数回(NY・東京等々)
真下京子
1940年 館林市生まれ
1963年 東京学芸大学書道科卒業
ソウル書芸ビエンナーレ、ソウル世界書芸祝祭、日中韓現代書20人展
日本精鋭書家五人展等 招待出品 海外展多数
個展12回(煥乎堂 ・ノイエス朝日・朝日ギャラリー)